【琵琶湖の景観でやすらぎを感じる】心地よさと利便性を兼ね備えたハイブリッドな大津市・膳所でのマンション暮らし

作成者: test|Nov 7, 2025 2:36:34 AM

家を購入するときには、多くの情報にふれ、多様な選択肢があって迷ってしまうもの。京都、北摂や滋賀などの大枠のエリアにはじまり、詳細な周辺環境、地価など、気になるポイントはさまざまです。今回は神戸や京都など関西圏のさまざまな土地での暮らしを経て、大津市・膳所(ぜぜ)町に移り住み、膳所に魅了されたTさんのライフスタイルを紹介します。ポイントとなったのは、自然豊かなのんびりした空気の中で利便性も両立した環境でした。住まい選びの基準に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

暮らしている人
お名前 Tさん
年齢・性別 49歳男性
家族構成 妻・子ども2人(17歳・14歳)
お住まいのエリア 大津市・膳所駅
勤務地 京都府・烏丸御池
間取り マンション/3LDK/70㎡

豊かな自然がありながらも生活の利便性がいい、膳所の特別な環境

Tさんは京都から滋賀県大津市膳所(ぜぜ)に移り住んだそうですが、きっかけは何ですか?

Tさん僕はもともと大阪生まれ・神戸育ちで、18歳のときに京都に引っ越して10年ほど住んでいたのですが、28歳くらいのときに、京都で一緒に暮らしていた母が「琵琶湖の見えるところに住みたい」といって大津市膳所町に移り住むことを先に決めたんです。ちょうど同じタイミングで自分も滋賀県近江八幡市に転勤することになり、通勤時間も短くなるので、母と一緒に引っ越すことにしました。移住した当初は母と一緒にマンションの11階に暮らしていて、その後、結婚するタイミングで同じマンションの3階に引っ越しました。

ロープウエイで山頂へ。壮観な眺望、びわ湖バレイのびわ湖テラス

膳所町の中でも今お住まいのマンションに決めた理由を教えてください。

Tさんまずは琵琶湖が見えることですね。11階の部屋はベランダからはもちろん、リビングからでも琵琶湖が見えるんです。母も琵琶湖が見えることを望んでいましたし。また、マンションの共用部の設備もとても充実している点もよかったです。さらに、建築士という職業柄から建物の構造も気になるのですが、造りがとてもしっかりしていることも決め手になりました。現在住んでいる3階からは琵琶湖は見えないのですが、11階の母の部屋に行けば見えますし、妻の勤務地が浜大津でマンションから自転車で5~10分ほどの距離と便利だったこともあり、同じマンションに決めまし た。購入当時は今と比べて価格も手頃だったので、いいときに買うことができたなと思っています笑。

膳所に移り住む前と住んだ後で、滋賀県に対する印象は変わりましたか?

Tさん移り住む前は滋賀県のことをよく知らず、田舎なのかなと思っていたんです。でも実際に住んでみると、京都の商業エリアの四条駅まで電車で10分ほどとアクセスも良いという利便性が意外でした。また、移り住んだ当時は、膳所周辺にも大手百貨店もあって田舎というよりむしろ都会という印象を抱いたほどでした。そして、百貨店もありながら、琵琶湖など自然も美しく、ゆったりした雰囲気もあって。これまで神戸や京都など関西のさまざまな場所に住んできましたが、自然と都会が融合した膳所の環境は他にはなく、とても気に入りましたね。大手百貨店がなくなったあとも、自宅から車で5分ほどの場所にイオンモールができましたし、車で40分ほどの蒲生郡竜王町にはアウトレットもあり、楽しめているので不便さは全く感じません。

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大津に住んでいる人の印象はいかがですか? これまで住んできた地域との違いを感じますか?

Tさんぜんぜん違いますね。現在、勤務地が京都で、仕事で京都や大阪の人とも接することが多いのですが、大阪の人はせかせかしていて、一度懐に飛び込めば優しい方が多く、京都の人たちはよく言われている通り、にこやかな顔をしながら裏では何を考えているか分からない笑。一 方で、大津の人というか滋賀県の人たちはのんびりした印象がありますね。また、移住してくる人も多いからか、住人同士の強い結びつきはないですが、ほどよい距離感だなと感じています。

高いレベルの教育環境と子どもがのびのびできる自然と共生した遊び場

高校生と中学生のお子様がいらっしゃいますが、大津市の教育環境はどう感じていますか?

Tさんうちの子は平野小学校や打出中学校という公立の学校に通ったのですが、とても優秀な子が多い学校でした。また、近くには膳所高校という進学校もあります。膳所には親御さんも教育熱心な方が多い印象です。このエリアには学習塾が数多くあって、通っている子どもも多く、うちの子どもも自ら塾に行きたいと言いだして通っています。仲のいい友達が学校でいい点数を取ったことが悔しかった、というのがきっかけだったのですが、そうやって周りから良い刺激を受けていると思いますね。また、上の子どもは今、大阪・茨木の私立高校に通っていて、これから大学受験も控えていますが、京都や大阪も通える場所なので、高校も大学も幅広い選択肢から探せるのもいいなと思います。

教育環境も整っているうえに自然も豊か。子育て世帯には恵まれた環境のようですね。

Tさん琵琶湖の近くで子どもたちはのびのびと育っています。子どもたちが小さいころにはよく琵琶湖沿いを散歩したり、琵琶湖沿いにある「なぎさ公園」でよく遊んで、お花見のシーズンにはレジャーシートを敷いてお弁当を食べたりもしましたね。ちょっと車を出せば、キャンプができる場所もありますし、アスレチックなどがある「滋賀県希望が丘文化公園」という大きい公園もあり、滋賀県には自然と共生した遊び場が充実しているように感じます。

琵琶湖ではヨット体験ができる

花火が日常に。琵琶湖が与えてくれるスペシャルな景色と心の平穏

膳所の中で特にお気に入りの場所はどこですか?

Tさんやはり琵琶湖ですね。花火がしょっちゅう上がるので、引っ越した当初はすごくテンションが上がりました。子どもの友達もうらやましがっているようですが、うちの子どもたちはそれが当たり前の環境で育っているので、「普通はこんなに花火は見られないんだよ」と伝えています笑。また、それとは別に毎年「琵琶湖花火大会」という大きな花火大会も開催されるのですが、そのときには自宅からすぐ近くの琵琶湖沿いの公園に場所を取って家族で見に行っています。そんな特別な光景も楽しめますし、何より琵琶湖は心がやすらいだり、考えたり、人生を見つめ直したりできる場所だと思います。仕事が忙しいと考えなくちゃいけないことがあっても、なかなか落ち着いて考えられないので、仕事前に琵琶湖沿いを朝散歩しながら考え事をしたりしています。

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